2019年02月04日
お葬式にはいろいろな役割があり、遺族の方々はその役割分担をキチンとする必要があります。葬儀の大きさによっても役割が重なることもあり、親族だけでは足りない場合が多く仕事関係や町内の有志の協力が必要となって来ることになります。
一人でたくさんの役を持つことになると、お通夜とか告別式等を滞りなく行うことが難しくなります。そのため適度な人材を配置することが、お参りに来られた方々のためになります。まず式の総責任者となる人の喪主を決める必要があります。
亡くなった人に最も縁の深い人で、弔問客とかお坊さんなどの対応が大きな仕事です。喪主の代わりに施主を置く場合がありますが、葬儀費用を担う人に当てられるもので、多くは喪主が兼任しています。そして大事な係が受付係です。芳名帳への記帳から、香典の会葬礼状や返礼品を渡す仕事が待っています。香典の他にも供物や供花と言った受付けも行う仕事です。更に会計係も必要です。受け取った香典の中身の確認から、香典帳への記載の仕事が待っています。お金を預かる大事な仕事で、複数名用意する場合が多くなっています。お通夜告別式をまとめることになる葬儀委員長の選出も大事なことです。企業での地位などでお願いする人も違って来ることもあります。また町内会では会長さんにお願いする場合も多くなって来ます。