2019年11月25日
日本人はご先祖様を大切にする文化であり、葬儀が終わりお彼岸の時期には皆でお墓参りをする光景が見受けられます。関東のお彼岸はうららかな日差しが心地よい花々も咲き乱れる春、そして容器も良く過ごしやすい行楽の秋の年にありますので年に2回です。
お墓参りにはいつ行かないといけないルールはありませんが一般的には清々しい午前の時間に行きます。夕方でもお寺が閉まる間際ではなく、余裕を持って出かけることも大切です。服装は葬儀ではありませんので、フォーマルな衣装や喪服である必要は無く、いつもの衣類で出かけて構いません。
お参り前に墓地の清掃もすることを考えているなら、水で濡れたり土屋汚れで汚れても大丈夫な服装を選びます。とはいえ目的な故人を偲ぶことにありますので、普段着で良いと言っても軽装や、見た目にも派手ないでたちは慎むことです。
厳粛な場所であることも念頭に置き、お墓ですから肌が多く露出をする服装も控えます。駄目というわけではないものの、殺生をイメージさせるようなファーや毛皮も、お墓参りに着用するには不向きです。日差しが強い日には遮ることのできる帽子を被ることはありますが、墓地の前で手を合わせてご挨拶をする際には、人間界同様帽子は脱ぐこともマナーとなります。