2020年02月25日

日本とは違う世界で行われる様々な葬儀方法

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日本で行われる葬儀というと、通夜や葬式を行った後は火葬して納骨するのが一般的な流れになります。ですが世界で行われる葬儀は日本とは全く異なり、色々な葬式が執り行われています。まずインドですが宗教としてはヒンドゥー教徒が一般的です。

そのため葬儀方法となるのが遺灰をガンジス川にながす方法になります。ヒンドゥー教徒では輪廻転生が信じられており別の生き物に生まれ変わるとされています。そのため遺体を保存しておくという考えはなく、亡くなると火葬して遺灰を神聖なガンジス川へとながします。

ただしインドにはイスラム教徒もいるので、イスラム教徒の場合は土葬を行っています。次にチベットの葬儀方法ですが、一般的に天葬が行われます。鳥葬とも呼ばれており亡くなった故人の遺体を鳥に食べてもらうという方法になります。

これは鳥に食べてもらう事で天に還ると考えられています。ただしこの方法は職人が必要な葬式となるため、一般的な家庭よりも富裕層な家庭が行う事が多い方法となっています。またノルウェーでは埋葬場所が分からない無名墓地と呼ばれる場所に埋葬する方法があり、遺族には何処に遺体が埋葬されるのか教えられない方法などもあります。

このように世界には様々な種類の葬儀が行われています。